トリプル ハート ファーム
ロンとサラ・ウォルシュの55エーカーの有機農場の斜面からは息を呑むほど素晴らしい景色が見えます。
プリンス・エドワード島中部のハンターリバー分岐点丘陵のハーツヴィルに位置する、トリプルハート農場は、3人の娘達(農場は3人の娘にちなんで命名された)を育てる為、健康的で美しい場所を希望して30年前に購入されました。
彼らは、表情豊かな斜面に沿った土地、そしてハンターリバーに近い、尚シャーロットタウンへの容易なアクセスであるこのエリアに引きつけられました。
主要道路から正面玄関まで続く曲がったドライブウェイには、購入した時に植えたバターくるみの木が並んでいます。
丘に向かって広がるフィールドは、ポプラの木や、オーストラリア松がきれいに立ち並び、風除けや土壌の侵食を防ぐと共に、活気に満ちた鳥の住処として鳥の囀る声が聞こえてきます。
ここ数年にわたって、地元の森林管理組合と共に、ドクニンジン、カシそして多品種の松の木を植え、30エーカーの森林地を多様化してきました。
ここ最近では、ヘッジロー(垣)としてPEI特有の低木も加えました。
自給自足する事はロンとサラにとって重要です。
シャーロットタウン出身のロンは、自然や人体構造は相好依存関係にあると固く信じています。そして、プリンス・エドワード島で小さい農家が生き残り、長期的に維持出来る方法で土を耕すのは必要不可欠だと言います。
親密に自然と触れ合う機会がほとんど無かったサラにとってブルックリンからプリンス・エドワード島へ移るのは、土と触れ合う事が出来る絶好の機会でした。
ワイルドさと現代っぽさが同時に存在する、サラとロンのファームハウスには自給自足に対する彼らの熱望が現れています。
このファームハウスに使用した材木や暖を取る木のほとんどが裏庭から調達されています。
また現在小屋を建築中ですが、これらの材木も裏庭から調達しています。
ロンとサラは、家庭菜園用の小さな庭に野菜や果物を育てています。余分に取れた野菜や果実はローカルのマーケットで売られます。菜園は様々な種類の花で彩られます
春から青々とした夏の間咲く、じゃこう、良い香りが漂うバラ、ユリ、アイリス、チューリップそしてシャクヤクは、鮮やかな色と甘い芳香で菜園を満たします。
さらに、ブドウの木やりんごの木が植えられており、オーガニックワインを作ったり、最近植えたカシスは日本向けのオーガニックジャムの原料として使用される事を望んでいます。
ロンとサラは、健全な食料生産の流れを支援するために何年も前に有機農法に切り替えました。
化学合成肥料を使用しない代わりに、自家製のソバ、クローバ、ウインター小麦(夏の終わりに種を蒔き、約1年かけて収穫する小麦)、ライ麦と、定期的に海岸に打ち寄せられる海草を混ぜて作った自家製肥料で土に栄養を与えています。
彼らは、他の人達と持続可能な農業モデルを共有する最良の方法は実際にそれを行い肌で感じることだと言います。
実際彼らの子供は、あまり農業に興味を持っていませんでしたが、今では2人の娘が農業やガーデニングを活発に楽しんでいます。ロンとサラは、農場で育てられる事によって、彼女達に変化があったと言います。
家庭外では、彼らはサービタス(SERVITAS)という外国旅行組織のメンバーであり、その団体と一緒にビジョンを共有し、お互いメンバーが行き来する事によって相互理解を深め、平和を促進しています。
このプログラムは世界中の旅行者が各メンバーの家を訪れ、お互いの生活を経験する事を可能にしています。ロンとサラは今までに多くのビジターを歓迎し、農場において実験的に学べる環境を作り、文化交流を深めてきました。
次の数年、彼らは、ベリー類やワイン用果実の生産を広げようとしています。
さらに、家庭用やローカルマーケット用に野菜およびニンニクも引き続き育てます。
「今ちょうど、暖かい雪のブランケットに覆われている」とロンは話していましたが、春が来るとフィールド全体が再び花でいっぱいになり、彼らは青い島空の下でみずみずしい鈴なりになるカシスを収穫していることでしょう。
3785 Hopedale Road
Hunter River, PE
C0A 1N0
Tel: (902) 964-3264