プロクター ファミリー ファーム
ジーナとウィル・プロクターは現在オーガニックに移行中です。2008年の夏に結婚した彼らにとって、一緒に生計を立てていくという事は、コミュニティに貢献し、生活の基盤を根ざす事を意味します。
彼らは2年前に、ピスクィッド流域のクイーンズ郡とキングス郡に跨る13エーカーの農場を購入しました。
舗装されていない赤土から奥に入り、両サイドを森林に挟まれ、史跡道や、夏場たくさんのニジマスでにぎやかになる小川、黄色のファームハウスやコレクションでもあるおとぎ話から飛び出したような赤く縁取られた白いバーン(農機具を収集する小屋)に囲まれています。
プロクターに農場を売った農家は、自身の手によって家を作り、何世代にも渡って家族で所有してきました。
彼らにとって農場は新しいものでしたが、ウィルの母親家族の地元という事もあって、ジーナはコミュニ
ィをより身近に感じる事ができました。
ウィルはノバ・スコシア農業大学で環境生物学の学位を習得し、現在州政府の作物スペシャリストとして働いています。
ジーナは中学校のフランス教師であり園芸家でもあります。ウィルとジーナの生い立ちもまた農場がバックグラウンドとなっています。
ウィルの家族は、マーメイドと呼ばれる場所に250エーカーの混合農場を5世代に渡って所有し、彼はそこで育ちました。
なぜ彼が農業をするかと尋ねられると、彼はこう言います。
「そこには季節があるからだよ。‘春はトラクタータイムで、気が付けば自然とトラクターに乗っている’というようにさ!」
ジーナはノバ・スコシアのグレアム農場で育ち、彼女の農場もまた5世代に渡って受け継がれました。
農場で生まれ育った経験は、環境に対する自然全体性を尊重し、自給自足によって家族を養っていくという農法が彼女の中に根付きました。
彼女の家族農場は、食肉用として羊や牛を育て、野菜および花園を世話し、蜂蜜の採取、さらに家庭用の穀物も育てていました。製材所も所有しており、その経験が、彼女の若い頃に木工細工や建築に興味を持たせました。
ジーナはそのような経験という財産を持ってプリンス・エドワード島へ移動してきました。
入植すると直ぐに、赤・ピーマン、緑色のスクワッシュ(南瓜のようなウリ科の野菜)黄パンプキン、トマト、赤玉ねぎや黄玉ねぎ、緑、黄色および紫の豆、エンドウ豆、ニンジン、スイカ、セロリ、ズッキーニの種を撒いて菜園を始めました。
ハーブが好きなジーナはさらにヒメウィキョウ、セージ、タイム、ローズマリーそしてサマーセイバリーも植えました。
家の前の池の縁に、花壇を作り、そこにはクレマチスとケマンソウのつるをくねらせて作ったハートの形やギボウシ、優雅なアイリス、赤、ピンクのセイヨウヤマハッカ、太陽に向かって会釈するヒマワリ、チューリップ、ラッパスイセン、ヤコブスラダー、マルタ十字、多年草ゼラニウム、ウィリアムとメアリー、ラベンダー、オニユリ、そして彼女の曾祖母のノバ・スコシアの庭から持ってきたシャクヤクで満たされています。
ウィルとジーナは、作付けする際、自身の農場に対する情熱やチャレンジ精神の表れとして新しい物に取り組みたいと思っていました。そして彼らは、自身の労力や果実が健康的であり環境に優しい農法・有機栽培を選択しました。それは合成化学肥料を使用しないで育てる新たな挑戦でもありました。
徹底的にいろいろな選択肢を調査した後、2009年に二人とも今まで栽培経験が無かった有機カシスを植えることにしました。彼らは今、味わいあるベリーを産む力強い植物の生産テクニックや情報を学び、栽培に適した農法の開発を楽しんでいます。
彼らのゴールは、家族経営農場の日常生活での全経験をカシスジャムの味に反映させる事、そして健全で活発な田舎の農業社会生活の保存を支援することです。さらにカシス栽培で培った経験を、他の作物も含めて、ゆっくりと生産拡張する構想を描いています。
地産地消を楽しむ人々に会う個人的な機会は彼らにとって深く価値があり、そして生産者と消費者の強い関係を維持する重要性を再認識させてくれます。
今後、彼らは地元のファーマーズマーケットや地方のレストランに新鮮で健康的な農産物を供給し、そして他の国々の消費者と共に商品を共有できればと考えています。
Dromore, PEI
C0A 1T0