私たちについて

マッケレ ファミリー ファーム

スチュワートとリタのマクレー農場は、クィーンズ郡ホイートリー川流域‘エベネゼル’と呼ばれるコミュニティに位置し、400エーカーの広さです。スチュワートの先祖はスコットランド人で1831年に島に移民後165エーカーの農場を購入しました。それ以来マクレー家はこの土地で耕作し続けてきました。スチュワートの父は豚や鶏を飼いながら混合酪農場を運営、スチュワート自身も農場を手伝いながら成長しました。家族は家畜用の飼料を栽培しながら、小さな菜園を持ち野菜も自給していました。

マクレーの農場にも森林地がありそこから家の暖をとる薪を収穫します。ホイートリー川は農場内を曲りくねって流れ、高い木で戯れる鳥の鳴き声でにぎやかです。キツネ、コヨーテ、そして本来農家の敵であるアライグマまでもが農場を彼らの家としています。
世紀を跨ぐ丁寧に手入れされた彼らの家からは、外にはりだした縁側が広がり、丁寧に手入れされた花壇に囲まれ心地よい花の香りで満たされます。

マクレーは隣接している95エーカーの農地を購入、さらに200エーカーの農場を借り、長年にわたって農地を拡大&多様化してきました。エベネゼルにはもともと35人の活発な農民が農業に携わっていましたが、現在ではわずか7人、そのうち専業農家は2人、若い世代の農家は1人となりました。スチュワートは言います。:

『この45年間で多くの変化があった。小さな農家は他の地域の大きな農家に買収され、ジャガイモ、ニンジン、大豆といった大規模な生産中心となったんだ。』

そして、生き残るために新たな試みが必要だと感じ、従来の家畜を大幅に減らして、徐々に有機農業に切り替えていきました。2007年に最初の65エーカーを有機認証取得しました。そして残りの農地は2011年に認証取得を予定しています。現在、有機の大豆、オート麦、大麦、秋に播くタイプの小麦を栽培して、今年は試験的にクランビーという化粧品用油の種を植えました。

スチュワートは、土壌の浸食を減らすために低地に草の水路を作ります。そして土壌の栄養価を高める為に、家畜の堆肥を発酵させ肥料として使用します。また入手可能な場合、土壌肥沃度を改善するために川と湾から集められるムール貝も使用します。マクレー家にとって有機農業は始まったばかりですが、自然に抵抗するのではなく、自然という芸術と共存する多くの喜びを既に感じています。

『これからも自分と自然のスケジュールに沿って活発に行動し続けたいと思う。働く農場の周りに多くの鳥や生き物がいてその自然に囲まれているのは本当に幸せなことなんだ。そして島の農業という伝統をこれからも存続させ、今まで続いてきた農場での数々の問題を解決し、これからも家族経営のこの農場が存続する事を切に望んでいる。』とスチュワートは話します。

スチュワート自身、以前は有機農業をしている姿はとても想像できなかったと言います。しかし、今では市場の可能性を確信しています。当初、彼は市場の可能性だけを感じて有機に移行しましたが、今では自然の恩恵や自身の有機農産物が健康に良い影響を与えるという事も実感し始めています。
これからも彼は日本の市場、地元両方で自身の作物が消費されることを望んで有機生産を拡大していくつもりです。彼らは学習過程が険しく簡単なものではないと認識していますが、生活できる範囲で有機農業を実践し、品質の高い穀物を生産し続ける事が出来れば、この美しいプリンスエドワード島の象徴的な田園風景を存続させる事にもつながり、それは本当にやりがいのあることだと言います。

Stewart & Rita MacRae
1255 Route 224
Charlottetown, RR10, PE
C1E 1Z4
Tel: (902) 964-2979